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ご自身の投資スタイルに合った銘柄を選んでいますか?
今回は、投資スタイルに合わせた銘柄の選び方についてです。
銘柄選びは株式投資の入り口ですが、結果を左右する大事な部分なので、自身にどのような銘柄が合っているのかを把握しておく必要があります。
この記事を読んで、ご自身に合った銘柄の選び方やルールを確立して頂けたらと思います。
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投資スタイルに合った銘柄の選び方
投資スタイルごとの銘柄選びのポイントについて説明していきます。
デイトレード向きの銘柄
1日の値動きの中でトレードを完了させるデイトレードで重要なのは、ボラティリティー(値動き幅)と流動性(売買代金)が十分にある銘柄を選ぶこと。
具体的には、値動きの荒い新興銘柄です。
新興銘柄は買われれば1日で10%以上急騰することも珍しくない一方、持ち越した翌日には寄り付きから大きく下げてしまうこともあります。
いくら損切りを徹底していたとしてもこうなっては逃げられないですが、デイトレであれば対応できるでしょう。
ただし、リスク管理が甘い投資初心者にはおすすめできません。
スイングトレード向きの銘柄
スイングトレード向きの銘柄は、ザックリ言うと東証1部の銘柄。
東証1部の銘柄でも売買代金が10億円以上あり、利益を上げられる大きさの値動き(数%)があれば十分でしょう。
スイングトレードに適した銘柄はデイトレードに比べると多い為、投資初心者の方は銘柄選びが難しくないスイングトレードから始めてみましょう。
また、銘柄を持ち越す(保有)期間が長くなるほどリスクは高まりますので、この辺りから分散投資を取り入れる必要があります。
中長期投資向きの銘柄
数ヶ月以上の中長期的な投資向きの銘柄は、東証1部の中でも優良株。
具体的には、【7203】トヨタや【9501】東京電力のような廃業リスクが低い銘柄で、将来的な成長も期待できる銘柄だと良いでしょう。
銘柄を選ぶ際に、直近で短期間に大きく値を上げている銘柄は対象外。
また、中長期投資では購入後の短期的な動きはあまり重要視しませんので、万が一大きく下げた場合に備えて分散投資が基本です。
頻繁に売買しないからこそ、銘柄選定時点でのリスクヘッジはより重要性が増します。
配当・優待投資向きの銘柄
配当金を目的とするならば、配当利回り3%以上かつボラティリティーが小さいディフェンシブ銘柄を選ぶことが基本となります。
ディフェンシブ銘柄の選び方は、月足チャートを見て安値と高値の幅が小さいことを確認しましょう。
急落した場合にもリスクが限定されることが大事です。
具体的には、【7201】日産自動車や【2914】JTはこの条件を満たす高配当株として知られています。
株主優待が目的なら、個人投資家に人気の【2702】マクドナルドや、【4661】オリエンタルランドが初心者におすすめ。
優待利回りだけを見ると【7412】アトムが高いものの、高すぎてもリスクになってしまうので、安定していることが大事。
マーケットで長く生き抜くため、どのような投資スタイルであっても資金・リスク管理は徹底しましょう。
▼おすすめ記事
【自分に合った投資スタイルを選ぼう!様々な運用方法をご紹介】
- デイトレードは値動きの荒い新興銘柄
- スイングトレードは東証一部から売買代金10億円以上の値動きがある銘柄
- 中長期投資は東証一部の業績が安定した優良株
- 配当・優待投資は値動きが少ないディフェンシブ銘柄、高配当銘柄等
- どの投資スタイルにおいても分散投資が基本!リスク管理を徹底しよう
銘柄の特徴に合わせた選び方
投資スタイルではなく違う目線からの銘柄の選び方について。
身近な企業から選ぶ
投資初心者のうちは、身近な企業から銘柄を選ぶのが有効な手段です。
例えば、身近なものと言えば家電製品から【6758】ソニーや【6752】パナソニックなどが挙げられるでしょう。
誰もが知ってる身近な企業の株は、東証1部の優良銘柄であることが多い。
また、自分が『良い』と思って使用している製品のため、企業を応援したいから出資するという本来の投資の目的に沿っていると言えます。
難しく考えずに優良銘柄を探せるおすすめの銘柄の選び方です。
低位株から選ぶ
中長期投資の場合、リスクヘッジのためいくつか銘柄を保有できるように低位株が対象となることが多いです。
例えば数百円、もしくは100円未満のボロ株にもなると、前触れや材料もなく突如急騰することも珍しくありません。
これは多くの場合『仕手株』と呼ばれるもので、新興市場の低位株に見られる現象です。
長らく安く放置されている低位株を買うことは、投資の基本である安く買って高く売るを実現しやすい中長期投資ならではの戦略でしょう。
仕手株狙いはすで動意付いてからでは遅いので、あくまで割安な状態の低位株を買うことがポイント。
テーマ株から選ぶ
AI(人工知能)やEV(電気自動車)、オリンピック関連銘柄などがあるように、その時世間の注目が一気に集まる『テーマ株』から選ぶのも有効です。
テーマ株は一時注目が集まると関連銘柄全体で急騰が見られますが、熱しやすく冷めやすいため、比較的スイングトレード向きでしょう。
ただしこれはテーマの大きさ、将来性にもよります。
例えば代表格AIは今後10年、20年先もテーマから切り離せないものですから、投資する場合もそのくらい先を見据えなければならないでしょう。
宇宙関連なども同じくですね。一部息の長いテーマもあるということです。
選び方として、働き方改革やキャッシュレス化といった政策もテーマ株になります。
▼おすすめ記事
【割安株・成長株の見つけ方!スクリーニングに役立つ指標と使い方講座】
- よく使う店舗や商品などの身近な銘柄(企業)は優良銘柄であることが多い
- 割安な低位株は短期急騰が見込めるが、リスクが高まる。仕手株にもなり得る
- テーマ株とはそのとき旬な銘柄群ですが、短期的に上昇する銘柄か、中長期的に伸びる銘柄なのかを見極める必要がある
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銘柄選びで失敗しないために
銘柄選びに失敗しないための、3つのポイントがあります。
相場のトレンドを意識する
どれだけ良い銘柄を選んでも、相場全体のトレンドが逆行していれば、利益を出すことは難しいと考えられます。
地政学的リスクにより、将来的に不透明な雰囲気が相場に漂っていれば、長期のポジションは解消したり、短期トレードでカバーしたりの戦略が取れるでしょう。
銘柄選びも重要ですが、「現在の相場のトレンドは上昇か、下落か、横ばいか」をしっかり見抜くことが大切です。
この相場全体のトレンドを確認した上で、銘柄を選ぶという段階に入っていきましょう。
SNSや口コミなどの情報を鵜呑みにしない
マーケットというのは、少数のプロトレーダ―が多くの一般投資家をカモにして成り立っているというのが現実です。
2012年末から2013年5月に掛けてのアベノミクス相場や、2017年の仮想通貨バブルのような例外はあるものの、マーケットで群衆は常に負け続けています。
それは、その多くがイナゴ投資家と言われるように、SNSの情報に飛びついたり、真偽のほどはわからない噂に翻弄されているせいでしょう。
これは、自身のトレードが確立していない、もしくは自信がないことから情報に振り回されていると考えられます。
テクニカルやファンダメンタル分析等、プロと対等に戦える一生使える投資スキルを身に付けるよう努力しましょう。
▼おすすめ記事
【株の情報収集に役立つサイトの紹介】
1つの銘柄に固執しない
1つの銘柄に固執するあまり、資金を一点に集中させたり、損切りを見送ったりすると、最悪の結果に繋がることは少なくありません。
株式投資のリスク管理において、分散投資は基本中の基本です。
分散投資とひとくちに言っても、銘柄の分散や時間の分散、金融商品や国ごとにも資金を振り分ける等、様々な戦略があります。
管理が行き届かない数の銘柄に資金を分散する必要はありません。
投資スタイルや投資金にもよりますが、分散投資は5銘柄程度が一般的で、多くても10銘柄程度に留めておきましょう。
▼おすすめ記事
【分散投資で資産を守ろう!メリット・デメリットと効果的な投資戦略】
- 相場全体のトレンドが売買と逆行していては利益を出すことが難しい
- SNSの情報を元に売買判断するのではなく、あくまで参考程度に留めよう
- 一点集中は高リスクで危険!分散投資(5~10銘柄程度)で考えよう
まとめ
いくつかの視点から銘柄の選び方についてご紹介させて頂きました。
銘柄選びは基本、自分自身の投資スタイルに合ったものであることが大切です。
例えばデイトやスイングなら流動性とボラティリティーがある銘柄、中長期投資ならさらなる成長が見込める優良銘柄など。
そのうえで5~10銘柄程度の分散投資を意識し、リスク管理を徹底しましょう。
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