絶対読んで欲しい編集部おすすめ記事4選!
ここ数年で急速に成長しているネット証券。
なかでも米国株投資が行える会社が多くなってきました。
実は、投資初心者であればあるほど米国株に投資することが有利に働くと言われています。
なぜ国株が有利なのか、初心者の方にも向いている理由や注意点にも触れ、快適な米国株投資を行えるよう開設していきます。
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米国株のメリット
米国株は主に3つのメリットが挙げられます。
世界的な優良企業に小額から投資できる
日本株の投資単位は現在「100株単位」に統一しつつあり、まめ株投資などの単位未満株投資や毎月一定額で株式投資を行う累投株投資以外では、基本「100株単位」で購入していく必要があります。
従って、5,000円くらいの株式を購入するためには最低50万円を用意する必要があります。
一方、米国株の場合は単位が「1株」となっています。
つまり50ドルの株式を購入するためには、50ドル用意すれば購入できるということです。
例えば、iPhoneなどで有名なアップルの株は、210.24ドル(2018年8月15日終値)となっています。
もし仮に購入しようとすれば、日本円で「25,000円」くらいで購入できることになります。

これまでの日本株投資であれば、まとまった資金が必要となってしまい断念していた方でも、米国株投資を少額で始められるという点は魅力でしょう。
年に4回(原則)の配当金など株主還元が充実
日本株の場合、年間配当は多くても「2回」が主流です。
一方、米国株の配当は「年4回」が主流です。
日本株でも年4回の会社が数社ありますが、配当還元が少ないといわれている日本に比べて、米国株の配当還元性は高いといえます。
例えば日本でも有名な飲料メーカーのコカ・コーラ株の配当利回りは「約3.5%」、バンドエイドやキズパワーパッドで有名なヘルスケア企業のジョンソンエンドジョンソン株の配当利回りは「約2.8%」、ファブリーズやパンテーンで有名なP&G株は「約3.5%」となっています。
企業の利益が出ていなければ配当を出すことができません。
その上で、上記の会社は「連続増配」企業であり、毎年増配を続けている会社です。
尚3社とも、約60年間連続増配を続けている企業であることから、企業の強さを感じ取れるのではないでしょうか。
日本株では花王の約30年が最大ですが、米国株には100社ほど30年以上連続増配銘柄が隠れています。
長期投資を考える上で「増配≒業績がいい」会社の多い米国株に投資をしておく方が投資妙味は高いのです。
夜間取引なので会社員もリアルタイムに参加可能
個人投資家が米国株投資をする上で、一番メリットを感じる点として挙げられるのが「取引時間」でしょう。
これは当たり前の話ですが、日本とアメリカでは「時差」があるからです。
日本株の取引時間は平日の9時から11時半、12時半から15時までとなっています。
一方、米国株の場合は平日の9時半から16時まで。
米国東部のタイムゾーンが使われているため、日本との時差は「14時間」となります。
そのため、日本人が取引できる時間は「23時半から翌日6時まで」となります。
通常日本株の場合は平日の仕事中となるわけですが、米国株の場合は寝る前に開始する形となるため、ゆっくりと投資戦略を練った上で、リアルタイムに取引ができることになります。

日頃忙しくされている方であればあるほど、米国株の方が時間的融通の利きやすいという側面があります。
また、アメリカでは3月11日から11月4日まで「サマータイム」を実施しており、この期間だけ1時間早められます。
そのためサマータイム期間は「22時半から翌日5時まで」の取引となります。
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- 米国株は時間的余裕をもって取引ができる
米国株のデメリット
米国株には3つのデメリットがあります。
情報収集が難しい
米国株投資を行う上で最初に上がってくるデメリットとして、「情報収集が難しい」ことが挙げられます。
米国株は基本アメリカで売買されるため、詳細の投資情報は「英語」で掲載されていることが多いのが特徴です。
英語を読解できる方であればいいですが、読解できない方は情報弱者になってしまいます。
しかし、ネット証券ではこの手の投資情報を日本語訳してくれるなどのサービスを行っており、日本人でもなじみのある銘柄であれば情報は増えてきています。
小型株であれば難しいですが、規模がある程度大きい銘柄であれば日本株と混色なく取引ができると言えます。
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スプレッド(為替手数料)が発生する
2つ目のデメリットとして「為替手数料」があります。
米国株式は「米ドル」で取引する必要があるため、円から投資を行う際には「一度ドルに換えてから株を購入する」という流れが必要となります。
証券会社の場合、片道の為替手数料が50銭取られます。
なかには手数料無料であったり安いところもありますが、日本株と比べても取引コストが上がるという点に注意が必要です。
また、為替の変動があると株価が変わらなくても為替差損益が出てくるため、為替リスクについても認識しておく必要があります。
二重課税や日本円による納税などの懸念
米国株投資で配当をもらう際は「二重課税」に気を付ける必要があります。
米国では配当が支払われた際に、米国所得税として10%課税されます。
その後日本で受け取る場合には、プラス20.315%の税金がかかることになります。
従って「実質28.283%」の税金が引かれてしまうことになります。
この10%の税金は確定申告を行うことで、所得税の控除で取り戻すことはできます。
ただし、リタイアされて収入がゼロの場合には還付を受けられませんので注意して下さい。
他株式売買において出た利益についての納税にも注意が必要です。
外国株式についても「特定口座」を利用することができるため、わざわざ確定申告をする必要はありません。
しかし、ここで発生する売買益の対する税金は「日本円」で納める必要があるのです。
米国株の売買では、売却代金を円で受け取るか、ドルで受け取るかを選ぶことができます。
円の場合であれば心配ありませんが、ドルの場合はその時の円で計算された売買益に対して20.315%の税金が課せられます。
売却後から4日後には「円で納める」ことを求められますので、予め準備が必要となることは覚えておきましょう。
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米国株は投資初心者にもおすすめ!
リスクはあるものの、米国株式が日本株よりもお勧めできる理由があります。
それは、この約30年の期間が物語っています。
日本株は、1989年12月29日に過去最高値の38,957.44円を付けています。
当時はいわゆるバブル相場であり、日本が世界的にも注目されていた時期でした。
当時、日本は世界最大の株式市場でした。
その後バブルは崩壊し、失われた20年と言われる暗黒時代を経てここ5年ほどは世界的な金融緩和の恩恵を受け株価が戻ってきています。
2018年8月15日の終値は22,204.22円でしたが、過去最高値から約半値の位置にいます。
一方、米国株を見ると主要指数のNYダウにおいて、日本がバブルであった1989年12月の終値が2,753.20ドルでした。
そして、2018年8月15日の終値は25,162.41ドルとなっています。
米国株は約10倍になっています。
同じ30年でここまで米国株が上昇しているのは、経済が着実に拡大していること、そして魅力のある企業が多い点が上昇を後押ししているのです。
2018年7月末の世界全体株式時価総額ランキングを見てみると、上位20社のうち米国企業が13社も名を連ねています。
ちなみに、日本は39位のトヨタ自動車が唯一50位以内に入っている会社であり、その差は歴然です。
皆さんがよく知っている日本株の銘柄以上に、米国株の方が大きく安定した企業が多いのです。
上位の銘柄を見てみると、アップル、アマゾン、マイクロソフト、グーグル、フェイスブック、ビザ等があります。
中には生活には欠かせない会社も多いですよね。
先がよくわからない日本株に投資するよりも、少額で投資ができる米国大型株に投資する方が安定した投資ができると言えます。
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まとめ
米国株は決してハードルが高い投資ではありません。
為替手数料等の追加コストはありますが、少額からでも長期投資をしながら配当を受け取れる高効率な投資方法です。
投資初心者の方は、この機会にぜひ検討してみては如何でしょうか。
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