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2017年から対象者が大幅に増えたiDeCoは、税金が安くなるメリットを受けながら老後の資産作りを行う、絶対にお得な制度です。
金融機関や運用商品は加入者ひとりひとりが選び、運用の結果によってもらえる年金が増えることも減ることもある自己責任が原則。
iDeCoには金融機関を通じて加入しますが、金融機関によって様々な点で差があります。
今回は、金融機関を選ぶポイントとなる手数料、商品、サービスの3つについて解説していきたいと思います。
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iDeCoの金融機関とは
iDeCoで言う金融機関とは運用管理機関のことで、2018年5月22日時点で216社もあります。
iDeCo商品は証券会社や銀行だけでなく、保険会社やその他の金融機関も販売を行っており、以下3つの特徴があります。

iDeCoの金融機関は運用商品を揃え、加入者のための情報やサービスを提供し、加入者の資産管理を行うなどの役割を担っています。
>>【無料】ゼロから安定して稼ぎ続ける投資家育成講座をタダで学ぶiDeCo運用にかかる手数料
加入時または企業型からの移管時にかかる手数料は、ほとんどの金融機関で2,777円がかかります。
金融機関を変更する時の手数料は金融機関によって対応が分かれており、手数料がかかる金融機関は4,320円です。
次に、運用期間中、毎月かかる手数料です。
月額はわずかしか違わなくても、運用が長期に渡るiDeCoでは運用期間全体で見ると大きな差になります。
国民年金基金連合会引落し手数料103円、事務委託先金融機関手数料64円はどの金融機関でも差はありません。
差があるのは口座管理手数料で、ゼロ円から450円まで差があります。
加入者獲得のため、キャンペーンや一定の条件(口座引き落としを指定の銀行にするなど)をみたせば、手数料を割引する金融機関もあります。
老後に年金を受け取る時にも432円の手数料がかかりますが、これは振込の都度、すべての金融機関でかかるものです。

以上は2018年6月12日時点の情報となります。
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iDeCoの対象商品について
iDeCoを扱う金融機関は、世の中にたくさんある金融商品の中から選んで、iDeCoの運用商品として加入者に提示します。
その中から自身にとって有利な商品かをチェックして選ぶ必要があります。
信託報酬
まずチェックして頂きたいのは、運用商品の「信託報酬」です。
これは資産の運用を専門家に任せる手数料です。
信託報酬は投資対象や運用スタイルによって異なり、残高に対する比率で明示されています。
掛金が積み上がって当該商品の保有残高が大きくなるほど徴収される金額も大きくなりますので、運用が長期に渡るiDeCoでは、定額の口座管理料以上に注意する必要があります。
商品のバリエーション
次に、金融機関が提示する商品のバリエーションが十分に広いかという点です。
元本確保型は預金や保険商品で提供されますが、低金利がまだ続くと予想される昨今では、どの商品でも大差ありません。
問題はさまざまな投資信託で提供される価格変動型のほうです。
バリエーションとは、単なる数ではないことにご注意ください。
商品のバリエーションとは、経済情勢に反応する値動きのパターンがどれだけ豊富かということです。
年金をもらう60歳までの間には、ブラックマンデーやリーマンショックのような大きな変動があるかもしれません。
老後のための大切な資産ですから、そんな時でも減らさないようにしておかなければなりません。
資産を守るためには、値動きが異なる複数の種類の運用商品に掛金を分けておく必要があります。
なぜなら、仮にその中のどれかが値下がりしても他の運用商品の値上がりで、全体では大きく減らないようにできるからです。
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【iDeCoで失敗しないためのアセットアロケーションの考え方!】
- iDeCoの運用商品を選ぶポイントは信託報酬と商品のバリエーション
iDeCoの運用に便利なサービス
金融知識があまりない人にとっては、サポート体制の充実度もiDeCoを選ぶポイントになります。
大部分の金融機関は、専用のHPで情報を提供し、主にネット上で諸手続き、運用指示を行い、わからないことがあればコールセンターで対応するという体制でサービスを提供しています。
加入者への丁寧な情報提供が法律で義務付けられているので、金融機関による大差はありません。
但し、忙しい人はコールセンターの受付時間は確認しておいたほうがいいでしょう。
- 金融機関のサポート体制の充実度も、iDeCoを選ぶ際の重要ポイント
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iDeCoの運用におすすめの金融機関
iDeCoの税制メリットをより最大限に受けるために利用したい、iDeCo運用におすすめの金融機関をご紹介します。
おすすめ金融機関:SBI証券
SBI証券は、投資信託のラインナップが63本と圧倒的に多いことが強みでしたが、2018年5月に制度変更がありました。
そこではひとつの金融機関ごとの運用商品の数に35の上限が設けられたため、この点はかならずしも強みと言えなくなりました。
しかし、信託報酬の少ない投資信託を多く取り揃えていることや、口座管理手数料ゼロ円は魅力です。
おすすめ金融機関:楽天証券
楽天証券もSBI証券と同様に口座管理手数料が無料のうえに、移換時手数料も無料となっています。
また、信託報酬の少ない投資信託を多く取り揃えている点もおすすめです。
とくに海外株式型が他社より充実しており、今後、円安を予想して、iDeCoで積み立てる資産を外貨で運用したい人には好都合です。
- SBI証券は信託報酬の少ない投資信託を多く取り揃えていることや口座管理手数料がかからないことが魅力
- 楽天証券は口座管理手数料が無料で、信託報酬の少ない投資信託を多く取り揃え、特に外貨建てが多いこともおすすめポイント
まとめ
iDeCoの金融機関のおすすめについては多くの情報が飛び交っており、これまで資産運用に積極的でなかった人は、どこにしていいのか戸惑うことも多いでしょう。
たまたまつき合いのあった金融機関に決めてしまう前に。
ここでご紹介した3つのポイントを比較し、自分にとっ本当に有利な金融機関はどこかをチェックしてみてはいかがでしょうか。
私たちの老後を支える大切な年金資産なのですから、時間をかける価値はあります。
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