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投資信託には、他の金融商品と同じくメリットとデメリットがあります。
もちろん元本保証の金融商品ではありませんが、損失を少なく、かつ利益を大きくするための仕組みが組み込まれています。
特にインデックスファンドは投資信託ならではの商品と言えますが、その反面、持っているだけで手数料がかかる点はデメリットであり注意が必要です。
預貯金でなく、せっかく金融商品に投資するわけですからなるべく損をしないようにしたいもの。
今回は、これから投資信託を始めようとする方に向けて、メリットとデメリットを解説していきます。
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投資信託のメリット
投資信託には、直接株式や債券に投資することでは得られない、独自のメリットがあります。
ここでは投資信託のメリットを4つ解説していきます。
分散投資ができる
投資信託の代表的なメリットは、商品を購入することによって自動的に分散投資ができることにあります。
「卵は一つのカゴに盛るな」は、投資における有名な格言です。
しかし個、人投資家がこの格言を実行することは容易ではありません。
特に資金が少ない方の場合は、分散投資といっても2~3銘柄の株式を持ったり、外貨預金を持つといった程度にとどまることが多いでしょう。
これに対して、投資信託はさまざまな金融商品で構成されたセット商品ですから、購入することで自動的に分散投資をすることができます。
もっとも投資信託には株だけ、債券だけという商品が多いですから、複数の投資信託を購入するとさらなるリスク低減が期待できます。
積立投資なら100円から投資できる
投資信託のもう一つの主なメリットは、積立投資にあります。
積立投資ならば、最低で月100円から投資が可能。
投資の基本である分散投資が、きわめて少額から可能なことが特徴です。
積立投資には少額からの投資が可能なこと以外に、もう1つのメリットがあります。
投資信託の基準価額は日々変動していますが、「ドル・コスト平均法」を利用して毎月一定額を購入することにより、平均購入金額を抑えられるというメリットも。
ドル・コスト平均法には「高いときは少なく購入し、安いときに多く購入する」という特徴があります。
投資信託の基準価額は上下を繰り返す場合が多いですから、ドル・コスト平均法を活用することで、多額の投資信託を高値で購入してしまう事態を避けられます。
海外への投資もしやすい
国内の株や債券に積極的に投資されている方でも、海外投資は言語が違ったり、国家事情や経済事情が異なるなど、高いリスクを感じる方も多いと思います。
特に開発途上国の株式や債券などは、個人投資家では購入が困難です。
しかし、投資信託なら海外へ投資する商品が多数用意されています。
また、海外の株式や債券などの商品を選定する作業や、投資信託の運用も、運用会社が行ってくれます。
あなたは商品の特徴と運用成績をチェックした上で、投資信託を選べば良いのです。
海外への投資がしやすい点も投資信託のメリットと言えるでしょう。
経済指標に連動した商品がある
投資信託では、日経平均やTOPIXなどの経済指標に連動した「インデックスファンド」があることが特徴です。
インデックスファンドは、経済指標に連動した値動きを目指すことを目標としています。
例えば、株価の上昇局面では「日経225インデックス」や「TOPIXインデックス」といった投資信託を購入しておけば、資産の増加が期待できます。
また、投資信託は少額から購入できるメリットもあります。
インデックスファンドに組み込まれている株式や債券を個々に購入すると、多額の資金が必要となりますから現実的な選択ではありません。
経済指標に連動した商品があることは、投資信託の見逃せないメリットです。
▼おすすめ記事
【投資信託の仕組みや基礎知識を解説します】
- 投資信託は小額で分散投資ができる
- 海外や経済指標に連動した商品など様々な商品に投資できる
投資信託のデメリット
投資信託にはデメリットもあり、以下3つのポイントは投資信託をする上で留意しておきたい点となります。
商品を保有している間は手数料がかかる
株式などの場合は、手数料は購入時と売却時にかかるだけで、持っている期間中の手数料はかかりません。
しかし、投資信託には信託報酬など、持っている期間中継続して課される手数料がある点はデメリットとなります。
投資信託によっては、手数料額が基準価額の2%を超える場合もありますから、事前にチェックすることが必要です。
また、投資信託を持っている期間中にかかる手数料には信託報酬だけでなく、以下の3つも発生します。
売買委託手数料については運用先の金融商品により変わりますから、事前に知ることができません。
元本保証ではない
投資信託は元本保証のない商品ですから、損失が出る場合もあります。
もちろん運用会社はなるべく多くの利益をあげるように努めていますが、どうしても損失が出てしまう場合があるのです。
例えば株式相場が下落基調にある場合など、どのように運用しても利益をあげられないこともあるでしょう。
投資信託は保有期間中は継続して手数料がかかる商品です。
運用成績が少額の利益にとどまった場合は手数料をまかなえない場合もあるため、利益が出ているにもかかわらず元本割れをする場合もあります。
短期で資産を増やすには不向き
メリットの「分散投資ができる」でも説明した通り、投資信託はさまざまな金融商品で構成されたセット商品です。
複数の金融商品を組み合わせることでリスクをなるべく少なくする工夫がされていますが、同時に大きなリターンを得る機会も少なくなることを意味します。
金融商品の取引をしている人のなかには、値動きの激しい株式などを見つけて、1日で利益を上げる「デイトレード」を行っている方もいます。
一方で投資信託は、短期間で利益を上げるには向いていません。
中長期でじっくり資産形成をすることを目的とした商品です。
なかでも、分配金も再投資するタイプの投資信託を長年運用していれば、複利効果により大きな利益が出ることも期待できます。
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【はじめての投資信託で抱える様々な不安や疑問について】
- 投資信託は元本保証ではない
- 保有期間中は手数料が発生している
- 短期で資産を増やすには不向きである
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まとめ
投資信託のメリットとデメリットを紹介してきました。
100円から積立投資を行えて分散投資ができる点、海外への投資も簡単にできる点は、投資信託ならではのメリットです。
さらに、経済指標に連動したインデックスファンドを安価で購入できることも大きいでしょう。
その反面、投資信託の商品を保有しているだけで手数料がかかる点はデメリットです。
また手数料は基準価額の2%を超える商品もあるなど、商品によって大きく異なりますから購入前のチェックは必須。
投資信託を始める前に、メリットとデメリットをきちんと理解することが大切です。
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