投資信託

ノーロード投資信託は本当にお得か?メリットと注意点を解説

最近の投資信託では「ノーロード」の商品をよく見かけるようになりました。

 

特にインデックスファンドではノーロードの商品が多くなっていますが、その人気の理由は、販売手数料が無料だからです。

しかし、投資信託の目的は利益を上げることですから、運用成績のチェックは欠かせませんし、販売手数料以外にかかる費用にも注意が必要です。

 

本記事では「ノーロード」とはなにか、またメリットと注意点について解説していきます。

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「ノーロード」とはなにか?

まず「ノーロード」とはなにか、という点から説明していきましょう。

販売手数料無料の投資信託

ノーロードとは、販売手数料が無料の投資信託を指します。

 

ノーロードの投資信託は、「ノーロード・ファンド」とも呼ばれます。

販売手数料が無料であるため、購入時の負担額軽減が期待できます。

ノーロードそのものに目立ったデメリットはない

購入を検討している投資信託がノーロードならば、少なくとも販売手数料は無料ということになりますから、この点はメリットとなります。

 

ノーロードであること自体に目立ったデメリットはありませんが、だからといって飛びつくことは禁物です。

投資信託を選ぶ際には、他に注意すべき点もいくつかあります。

 

次に解説していきますので、よく確認しておきましょう。

 

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  • ノーロードは販売手数料が無料の投資信託ですから、購入時の負担軽減が期待できる
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ノーロード・ファンドのメリット

ノーロード・ファンドには、いくつかのメリットがありますが、そのなかでも主なメリットについて説明していきます。

多くの商品から選べる

数年前まではノーロード・ファンドは少数派であり、特に海外に投資するノーロード・ファンドは少ない状態でした。

これを裏付けるように、2014年時点ではノーロード・ファンドは少ないという情報がWebコンテンツにて確認できます。

 

しかし、現在ではノーロード・ファンドの種類も大きく拡充され、投資目的に合った商品を選ぶことができます

なかにはカブドットコム証券のように、取扱商品のうち半数以上がノーロード・ファンドという販売会社も出てきています。

 

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低コストでの運用が可能な場合が多い

ノーロード・ファンドは販売手数料だけでなく、信託報酬など他の手数料も安く設定されている商品も多いです。

 

なかには株式に投資するノーロード・ファンドでも、信託報酬が年0.3%以下という商品もあります。

手数料が安価であれば低コストでの運用が可能となり、利益も出やすくなります。

 

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  • ノーロード・ファンドには低コストでの運用が可能な商品が多い
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ノーロード・ファンドの注意点

ノーロード・ファンドを選ぶ際には、販売手数料以外にも注意しておくべき点がいくつかあります。

商品選びの重要なポイントともなりますから、事前に確認しておきましょう。

信託報酬などが高率の場合もある

ノーロード・ファンドのなかには、信託報酬が2%を超える商品もあります。

 

販売手数料と異なり、信託報酬は投資信託を持っている間はずっと支払いが必要ですから、運用成績に大きな影響を与えます。

「ノーロードだから手数料がお得」と思い込まず、信託報酬など他の手数料も確認し、比較検討することが必要です。

運用成績は確認しよう

投資信託を選ぶ際には、直近の運用成績を確認することも重要です。

 

ノーロード・ファンドを選ぶ理由は手数料の支出額を減らし、利益を出しやすくするためですが、そもそも投資の目的は利益を上げることにあります。

 

従って、販売手数料や信託報酬などの手数料が少なくても、利益が出ないファンドに投資したのでは、運用成績がマイナスになってしまいますから本末転倒です。

 

逆に手数料が少々高くても、高い運用成績を上げているファンドなら、購入の候補にあげることができるでしょう。

 

このように投資信託を選ぶ際には、運用成績も確認することが重要です。

証券会社のWebサイトなどでも確認できますから、事前にチェックしておきましょう。

 

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  • ノーロード・ファンドを選ぶ際は、信託報酬など他の手数料や直近の運用成績のチェックは必須!
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ノーロードの投資信託は、インデックスファンドに多い

投資信託の販売手数料を見てみると、インデックスファンドにノーロードの商品が多くみられます。

ここではインデックスファンドの特徴も含めて、ノーロードが多い理由を解説します。

インデックスファンドとは

インデックスファンドとは、日経平均やTOPIXなど、特定の経済指標に連動した値動きを目指すファンドのことです。

 

例えばTOPIXに連動するインデックスファンドなら、TOPIXの値動きを見れば、儲かっているか損しているかがおおよそわかることが特徴です。

インデックスファンドに使われる経済指標には、他にニューヨーク・ダウやS&P500、国内・海外の債券などがあげられます。

ノーロードのインデックスファンドが多い理由

インデックスファンドには、ノーロードの商品が多くみられます。

この理由は、大きく分けて2点あります。

 

1点目の理由は、インデックスファンドは特定の経済指標に連動することを目標としている点です。

アクティブファンドのように、運用を工夫してできるだけ高い利益を狙う必要性があまりないことで、手数料を下げることができます。

 

もう1点の理由は、インデックスファンドはアクティブファンドよりも、ファンドを構成する金融商品の入れ替え頻度が少ないことです。

金融商品の入れ替え頻度が少なければ売買コストも下がりますから、手数料の低減につながります。

 

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インデックスファンドのメリット・デメリット

インデックスファンドは、その商品が指定する経済指標に連動して基準価額が上下します。

 

相場が上昇基調であれば基準価額が上がりますから、インデックスファンドを持っているだけで儲けることができる点はメリットです。

しかし、相場の上昇分を超える大きな利益は期待できません

 

反対に、相場が下降基調であればインデックスファンドの基準価額も下がりますから、損失を出してしまう点はデメリットといえます。

 

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まとめ

ノーロードの投資信託は販売手数料が無料であるため、お得に見えます。

実際に他の手数料も安価に設定されている場合も多いでしょう。

 

しかし、投資信託を選ぶ際「ノーロードだからお得!」と思い込むと、かえってする可能性もあります。

 

他の手数料や運用成績も含めて、総合的に判断することが大切です。

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