IPO

IPOの抽選配分と裁量配分の違いを解説

一発当たれば大きいIPO。

しかし、複数の証券会社の口座を開設し、何度申し込んでも、なかなか当たらなくて挫折しそうになりますよね。

 

多くの投資家がインターネットから申込みを行い、抽選を受けていると思いますが、ネット抽選の他に証券会社の担当者から直々にIPO株をもらえる方法があります。

 

しかも、ネットの抽選配分と担当者からもらえる裁量配分を比べると、実は断然裁量配分の方が多いのです。

一体どのような違いがあるのでしょうか、見ていきましょう。

>>【無料】ゼロから安定して稼ぎ続ける投資家育成講座をタダで学ぶ

IPOの入手方法は抽選配分と裁量配分の2種類

まずは抽選配分と裁量配分とは一体何なのかをそれぞれ説明します。

抽選配分とは

抽選配分とは簡単に言うと、インターネットや電話でIPOに参加し、抽選を受ける事です。

 

証券会社の口座を開設し、申込みをする証券会社に資金を入金し、抽選日を待つ、おそらく多数の方々がこの方法でIPOに参加されていると思います。

裁量配分とは

裁量配分は、インターネットや電話でIPOに参加するのではなく、実際に証券会社の担当者から直接IPO株を購入する権利をもらう方法です。

 

例えば大和証券や野村証券は、銀行のように色んな地域に支店を構えています。

しかし、マネックス証券のようなネット証券は、地域に支店を構えていないので、裁量配分はありません。

 

そのかわり、配分の割合は抽選配分10割、裁量配分0割となりますので、抽選配分に関してはマネックス証券がおすすめです。

抽選配分と裁量配分の違い

抽選配分と裁量配分、IPO株を購入できる権利がもらえるという事はどちらも同じですが、2つの大きな違いは「分される割合」。

 

直近のメルカリ(4385)で見ていきましょう。

メルカリの当選株数は19,599,700株です。

そのうち、主幹事に選ばれた大和証券には50.41%割り当てられました。

計算すると、19,599,700株×50.41%で9,880,200枚(1の位を切捨て)になります。

当選本数は、1単元100株なので、9,980,200枚÷100株で98,802枚となります。

 

98,802枚の配分、抽選と裁量でどのぐらいだと思いますか?

 

98,802枚のうち抽選配分に回るのは、たったの14,820枚とされています。

 

すなわち、裁量配分は[ 98,802枚‐14,820枚 ]で、83,982枚です。

それぞれの割合は抽選配分約1.5割裁量配分約8.5割になります。

 

このとき、平幹事に選ばれたSMBC日興証券はというと、全体の7.70%が割り当てられ、そのうちから抽選配分にまわるのは1割の1,508枚と予想されております。

やはり、9割近くが裁量配分となっています。

 

 

実際に数字を見てみると、一目瞭然。

当選本数は圧倒的に裁量配分が多くなります

 

証券会社の担当者から裁量配分で優遇してもうらおう

ここからは、どうすれば裁量配分をもらえるのかについてお話します。

裁量配分を得られる可能性は誰にでもあるのか

裁量配分は抽選配分に比べると、かなり割合が多い事は理解できましたでしょうか?

こんなにも違うのであれば、裁量配分で申し込みたいですよね。

 

ではこの裁量配分、誰でももらえるのかと言うと答えはNOです。

裁量配分をもらうには、実際に証券会社の支店に足を運び、担当者と仲良くなるのが1番の近道と言われています。

 

というのも、抽選配分で当選した場合は1人100株~300株ぐらいほどしかGETできませんが、裁量配分はあくまでも担当者が割当数を決めるので、もしかすると500株以上もらえる事もあるかもしれません。

>>【無料】ゼロから安定して稼ぎ続ける投資家育成講座をタダで学ぶ

裁量配分が得られる優良顧客の特徴は?

裁量配分をもらえる顧客にはいくつかの特徴があります。

 

 

このように、証券会社に大きな利益をもたらしてくれる顧客が優良とみなされ、IPOの裁量配分をもらえやすくなります。

 

簡単に言えば、お金持ちの方は優遇されやすいと言う事です。

逆に資金の少ない方は、裁量配分をもらえるチャンスは極めて低くなってしまいます。

資金の少ない方は、抽選配分でIPO株をGETするしか方法はないでしょう。

最初は裁量配分をもらえるかも?!

裁量配分をもらうには担当者とやり取りをし、信頼関係を築いていくのはもちろんですが、場合によっては口座を開設してすぐに裁量配分をもらえるチャンスがあります。

 

それは口座を開設してすぐに多額の資金を証券会社に預け入れる場合です。

 

例えばAさんは500万円、Bさんは1億円預け入れたとします。

もし皆さんが証券会社の担当者だった場合、将来的にどちらの方が会社に利益をもたらしてくれるとイメージできるでしょうか?

 

もちろん1億円の資金を預け入れたBさんですよね。

このように口座を開設後、もしかすると将来的にこの人は優良顧客になるかもと証券会社に判断されると、裁量配分をもらえる可能性はあります。

 

▼おすすめ記事
【株の小額投資はいくらから始めればいいの?】

【ここだけチェック!】
  • 裁量配分をもらうには多額の資金と、担当者との信頼関係がカギ。
>>【無料】ゼロから安定して稼ぎ続ける投資家育成講座をタダで学ぶ

スポンサードサーチ

SBI証券のIPOチャレンジポイントを活用しよう

今後IPOに参加されるのであれば、ぜひ活用頂きたいSBI証券のIPOチャレンジポイントについてご紹介します。

 

IPOに参加されている方であればSBI証券は馴染みのある証券会社の1つだと思います。

 

このSBI証券には独自の制度、IPOチャレンジポイントというものがあります。

この制度は、SBI証券からIPOに参加をし、抽選に外れた場合、IPOチャレンジポイントが1ポイント付与されます。

 

SBI証券にはポイント抽選枠というものが存在しますので、このポイントを貯めるとIPO株をGETできる可能性が高まります

ポイントを貯めて続ければ、いつかはIPO株を必ずGETできる仕組みになっているのです。

 

SBI証券の口座を持っている方は、ぜひSBI証券からIPOに参加してみてください。

まだお持ちでない方は、開設について以下ご参考下さい。

【ここだけチェック!】
  • SBIポイントは貯めれば貯めるほど有利になる
  • SBI証券のポイント抽選枠を狙っている投資家は非常に多い
>>【無料】ゼロから安定して稼ぎ続ける投資家育成講座をタダで学ぶ

まとめ

裁量配分をもらうには、資金面や担当者との信頼関係を築くなどいくつかの難関を乗り越えなければなりません。

 

ただ、裁量配分が全てではなく、IPO株をGETできる可能性を高める方法はいくつかあります。

それができると利益獲得のチャンスがさらに広がりますね。

 

資金に余裕のある方はインターネットによる抽選配分だけではなく、裁量配分も利用して、少しでも多くIPO株をGETできるように工夫をしてみましょう。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
SNSにてすぐに
情報を受け取れます